03.株価水準を考える

株価水準

投資資金の中で現金比率をどれぐらいにするかは、もちろん個人差はありますが、その時の株価水準によって現金比率を決めるのが合理的ではないでしょうか。

つまり、「今」の株価が割安なら現金は投資資金の20%ぐらいにして株を積極的に購入してもいいし、もし間違いなく「底」だと確信できるのであれば現金をゼロにして株を全力で買っていいのかもしれません(現金比率0%)。

ただし、実際は、リーマンショックの後に日経平均が8,000円を切っていた頃、マスコミを含めて世の中は「まだまだ半額になる」という人が多数派でした。
なので、事前に本当の「底」を知るのは難しいと思います。「落ちてくる剣はつかむな」ともいう有名な格言もあるぐらいですから。

では、逆に、株価が明らかに過熱気味であればどうでしょうか。

J.F.ケネディのお父様の逸話(靴磨きの少年)はあまりにも有名ですが、そこが本当に「天井」だと確信できれば、すべての株式を売却して投資資金の100%を無リスクの現金にしておくのが正解でしょう(現金比率100%)。
暴落した後に、以前の数割ぐらいの株価で拾えば極めておいしい買い物になります。まさに”Cash is king”ですね。

ところで、バルブでも暴落でもない、その中間のときは何を指標にして株価水準を判断すればいいのでしょうか。
この適温な状況が期間的には一番長いので、みなさんの一番の関心事だと思います。

続きます