●バフェット指標
バフェット指数とは、その国の株式市場の時価総額(上場企業の時価総額を合計したときの金額)をその国のGDP(国内で新しく生産された商品やサービスの付加価値の総計)で割った値です。有名な投資家であるウォーレン・バフェット氏が株価水準を判断するときに愛用している、といわれています(都市伝説の類ではないかという意見もあり真偽は不明)。
バフェット指標 = 株式市場の時価総額 ÷ GDP × 100
で、バフェット指標の妥当な数字は幾つなのでしょうか。
これもCAPEレシオと同様に、みなさんが異口同音に、100%が境だとおっしゃっています。
バフェット指標は100%より大きいと割高、小さいと割安
ところで、
国内株式のバフェット指標122%(2018年4月16日)
米国株式のバフェット指標140%(2018年4月16日)
米国株式のバフェット指標140%(2018年4月16日)
つまり、バフェット指標から判断すると、日米ともに株価は危険水準にあるということになります。
(続きます)