『ウォール街で勝つ法則』(ジェームズ・P・オショーネシー著)
著者のジェームズ・P・オショーネシーは米国の投資家。株式の定量的な分析に関して他の書籍に引用されているのをよく目にします。 以下、個人的なメモです。 概論 一貫性のある投資戦略 S&P500は単に「時価総額が巨大な銘柄に...
2018年に早期リタイア(FIRE)。日本株+Jリート+米国株の配当金で質素に生活。資産クラス分散+高配当バリュー株+長期保有+リバランスの基本重視。
自分自身の株式投資について書き散らかしています。
著者のジェームズ・P・オショーネシーは米国の投資家。株式の定量的な分析に関して他の書籍に引用されているのをよく目にします。 以下、個人的なメモです。 概論 一貫性のある投資戦略 S&P500は単に「時価総額が巨大な銘柄に...
著者のピーター・リンチは伝説の「マゼラン・ファンド」運用マネージャー。個人的にはピーター・リンチの3冊目の読書になります。 以下、個人的なメモです。 債券よりも株式 1920年代から1980年代までの70年間を10年ずつに...
著者のピーター・リンチは伝説の「マゼラン・ファンド」運用マネジャー。 以下、個人用の備忘録。 銘柄の分類(カテゴリ) 基本的に個別銘柄は下記の6カテゴリに属する。それぞれに特性がある。まず分類すること。 低成長株 鉄道、自動車...
著者のマーク・ミネルヴィニは中学中退にもかかわらず1997年のUSインベスティング・チャンピオンシップで優勝した伝説の現役トレーダー。前年1996年は途中まで独走していましたが主催者が競技会そのものを中止したので優勝できませんでした(主...
著者の根岸康夫氏は公認会計士で日本証券アナリスト協会検定会員。ネット上での書評を見ると、証券アナリスト第2次試験の副読本として読まれる方が多いようで高い評価を得ています。平易な表現で現代ポートフォリオ理論を説明していています。 以下、...
著者のジャック.D.シュワッガーは、ヘッジファンドの最前線でバリバリのキャリアを積んだ人物。話題となったベストセラーの『マーケットの魔術師』もシュワッガーの執筆です。 本書は大きく、 第1部 市場とリターンとリスク 第2部...
ECY(Excess CAPE Yield)は、ノーベル経済学賞受賞者のロバート・シラー教授が開発した指標で(あくまで個人的な理解ですが)勇気を出して株式を購入した時のご褒美である「リスクプレミアム」を数量化したものです。 直訳すると...
以前に書いた記事で「シラーPERが35倍を超えると数年後のリターンは惨敗」という分析に言及しました。 その時点では粗い分析だったのですが、それを少し精査したので下記に備忘録として残しておきます。新しい結論は「シラーPERが40倍を...
著者のKAPPA氏は東大医学部卒の産業医。本書の前半は株式投資の話で後半はオプション取引の話になっています。ネットの評判などから、前半については同じ著者の『東大卒医師が教える科学的「株」投資術』が詳しく、後半については同じく『週末投資家...
著者はベン・スタインとフィル・デムース。投資関連の書籍を日本で多く出版しているパンローリング社の書籍。あまり期待せずに手に取ってみたが掘り出し物の良書でした。 署名から想像されるような「テクニカル分析を使った個別銘柄」等とは無縁の内容...
著者のトマ・ピケティはパリ経済学院の設立者であり教授。22歳で経済学博士。経済的不平等の専門家。本書は専門書であるにもかかわらず世界でベストセラーになりピケティの名声を不動のものにしました。 本書の主張をざくっと説明すると、 ...
アセットアロケーションにおける「米国不動産」の資産クラスとして(現物ではなく)米国リートETFの【RWR】をメインとし、【XLRE】をサブとして保有しています。その他の有名な米国リートETFには【IYR】もあるのですが、なぜ保有していな...
著者のピーター・リンチはフィデリティ社の「マゼラン・ファンド」を運用した伝説のファンドマネージャーです。 ピーター・リンチが運用した1977年から1990年までの間、マゼラン・ファンドはS&P500をダブルスコアでアウトパフォームして...
著者のジョン・C・ボーグルは、世界で初めて個人投資家に対してインデックスファンドを販売した立志伝中の人物。世界最大規模の資産運用会社であるバンガード社の創業者です(2019年逝去。合掌)。低コストのインデックスファンドを発売した当初は業...
前回の記事では、S&P500/新興国株式/米国REIT/超長期米国債ETFそれぞれの相関係数について分析をしました。 個人的にはアセットアロケーションにおける資産クラスとして「米国国債」をデフォルトで考えていたのですが、も...
著者のアンソニー・ロビンズは米国で著名な自己啓発(ポジティブ・シンキング)の講演者。本書はベストセラーとなった『MONEY』(Master the Game: 7 Simple Steps to Financial Freedom)を上...
前回の記事では、 S&P500 新興国株式 米国REIT 超長期米国債ET について、相関係数を独自算出することにした経緯について書きました。 具体的には、今回は下記の月次データを米国Yahoo!...
相関係数について色々と書き散らかした情報を1か所に集約するとともに、最新データにアップデートしてみました。 相関係数の事例 三菱UFJ国際投信 三菱UFJ国際投信さんが公表している「eMAXISシリーズ各ファンド間の相関係数」とい...
著者であるジェイムズ・オーウェン・ウェザーオールは、カリフォルニア大学アーバイン校の物理学者。金融工学とクオンツの歴史に関するノンフィクションです。 古典派 ルイ・バシュリエ ルイ・バシュリエはフランスの物理学/数学の天才。190...
メアリー・バフェット著、デビッド・クラーク著。著者のメアリー・バフェットはウォーレン・バフェットの息子の元夫人です。 以下、個人的な備忘録。 1950年代から1973年まで バフェットはコロンビア大学でベンジャミン・グレアムの授業...
以下、個人的な備忘録。 投資組合の時代(1957年から1968年まで) バフェットは、コロンビア・ビジネススクールでベンジャミン・グレアムに学んだ後、グレアム・ニューマン・コーポレーションで2年間の証券アナリスト勤務をおこないました...
本書の著者(ローレン・C・テンプルトン)は、ジョン・M・テンプルトン卿(1912年 - 2008年)の実兄の孫娘(又姪)に当たる人物で、内輪で語られた逸話も散りばめられています。 テンプルトン卿が1954年に設立したテンプルトン成長株...
著者はミヒル・A・デサイ教授。 気になった概念とか用語を自分で調べた内容で補いながら以下にメモとして残します。 優先株 企業の経営状況が思わしくない場合、よほどオイシイ条件でなければ投資家は資金を提供しません。 優先株は、通常時...
ファンダメンタル投資と書かれていますが、テクニカル分析(チャート分析)への言及もあり、株式投資の実用的な入門書という感じです。著者の足立武志氏は公認会計士で、楽天証券でもコラムを執筆。 以下、「気づき」があった点のみ個人的なメモとして...
「株式投資の不滅の真理」と副題のついたバートン・マルキール教授の名著です。10年ほど前の古い版ですが、以下、個人の備忘録として。 要約と私的解説 マルキール教授の基本的な考え方 将来の株価が上がったり下がったりするのを予測すること...
金利の動向と株式の相場について色々と書き散らかした要点をまとめてみました。 図解するとこんな感じ(左半分の出典は米国Yahoo!)。 上図の左半分は、過去2年間のグロース株(赤色)、バリュー株(緑色)、長期金利(紫色)および短期...
いつも何気なく「バリュー株」とか「バリュー銘柄」と呼んでいますが、どういう定義なのでしょうか。ネットを検索しても、 割安に放置されている銘柄 成長性が低い銘柄 グロース株でない銘柄 PBR(株価純資産倍率)が小さい銘...
株価が割高なのか割安なのかを判断する指標はいくつかありますが、たとえば、 PER CAPEレシオ(シラーPER) リスクプレミアム バフェット指標 などが有名ではないでしょうか。 約3年前の2018年04月に...
何気なくSBI証券の「米国ETF 2020年上半期ランキング」を見ていたら、米国「定期自動買付口座ランキング」の上位に高配当ETFの【SPYD】【VYM】【HDV】が上位に入っていました。 自分も配当金生活をしているので高い配当...
自分の無知を晒すようで小恥ずかしいのですが、以前から「日経平均株価の最高値は1989年12月29日の38,915.87円でそれを超えるのは絶望的っていうけど、日経平均株価には配当金が入ってないのでそれを加算するとイイ線をいっているのでは...
2021年になって日経平均株価が2万8千円を超えました。 そうなると「そろそろ暴落するかも…」という恐怖心が強くなるのが人情ですよね。よく分かります。 自分の投資戦略は、 株式は保有し続けることに意味がある。 株式を売却...
ラッセル2000指数 日本で米国株式のインデックスとして「S&P500指数」「NYダウ」「NASDAQ」の3つの指数をよく目にしますが、それに準じる指数として「ラッセル2000指数」があります(自分がよく利用する米国Yah...
どのタイミングで株式を売却すればいいのか?、という疑問に対する答えは株式投資において最も難しいのではないかと思います。 2年半前の記事で、 結論から言うと、買った資産を売却するための出口戦略はありません。 資産は長く持てば持つ...
現在、SBI証券、楽天証券およびマネックス証券に口座を開設して資産運用をしています(前2者は国内株式と米国株式、マネックス証券は米国株式のみ)。 で、実際に利用してみた個人的な評価をメモしておきます(2020年12月25日現在)。 ...
セブン&アイ・ホールディングス (3382)から季刊誌の株主通信である『四季報』が届きました(東洋経済さんの『会社四季報』ではありません)。 株主通信は届く数が多いので普段は開封もしないことが多いのですが、今回は株主関連の郵便物が...
2020年11月26日の引け後にプラマテルズ(2714)に対して親会社の双日プラネットがTOB(公開買い付け)を発表しました。TOB発表前の終値が560円でTOB価格が770円なので37.5%のプレミアムですね。平均的なプレミアムよりも...
2020年01月09日に三菱UFJ国際投信さんが運用する「MAXIS米国株式(S&P500)上場投信」(2558)が東京証券取引所に上場しました。 同社が販売する「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は米国...
自分は投資信託を保有していないのですが、最近、「eMAXIS Slim」シリーズの評判をよく耳にします。 「eMAXIS Slim」は、三菱UFJ国際投信さんが運用する投資信託ですよね。 今回は「eMAXIS Slim 米国株式...
個人的な備忘録として過去に自分が保有していたTOB銘柄のことを記しておきます。 古いものは手もとに資料がないので特に記憶に残っているTOB銘柄のみになります。ウロ覚えの部分も多いのでご容赦ください。 シートゥーネットワーク(7588)...
2020年09月28日(月)の深夜に日本経済新聞がNTTによるNTTドコモ<9437.T>の株式公開買付(TOB)を報道し、翌日からストップ高となりました。 09月28日のNTTドコモの終値は2,774円で、TOB価格は3,9...
新型コロナウィルスによる株価暴落時にどのように考えて行動したかの備忘録を書いています。 前々回と前回の記事を要約すると、 レイ・ダリオ氏のオールシーズンズ戦略では米国国債の比率を55%で推奨 それに影響されて長期米国国債E...
前回の記事で書いたように、下図のような海外資産のポートフォリオで今回の新型コロナ暴落の本番を迎えることとなりました。 ※資産公開をしていませんが、もし仮に「1ポイント=1万円」なら5,315万円になります(実際の金額はご想像にお任...
今回の新型コロナ暴落(2020年03月23日)も一段落した感があるので、そこに至る経緯とその後の対応を備忘録としてメモしておきます。 そもそもレイ・ダリオ氏のオールシーズンズ戦略とは? 2018年に話題となったレイ・ダリオ氏の個人投...
久しぶりの更新になります。 仕事は引退しても株式投資は現役なのですが、自分の投資戦略を定めてからは多少のメンテナンスをする程度の日々で、人生最後の買い場になるかもしれない大暴落を(来なければいいなと思いつつ、来ても仕方ないなという感じで)...
株式会社LIXILグループから『LIXILグループの株主の皆様へ』という招集通知の補足説明資料が郵送されて来ました。 表面はこんな感じです。 裏面はこうなっていました。 マスメディアで広く伝えられているので詳細は割愛します...
本日(2018年12月25日)の日経平均は前日比▲1,010.45円と暴落し、19,155.74円で取引を終えました。 ツイッター上では、 @exVins_T 今朝ダウ平均確認したときも「うわぁ…」って声出たけど、今、日経平均...
銀行の倒産(経営破綻)リスクを回避する方法としてはペイオフが広く知られていますよね。 1行あたりの上限を1,000万円にするのが基本ですが、複数の銀行に分散すると使い勝手が悪くなるので決済用普通預金に変更して全額を預金保険制度の対象と...
銀行が倒産した場合、上限1,000万円までなら預金の全額を預金保険機構が補償してくれる「ペイオフ」は広く知られています。 ペイオフ(預金保護) 1金融機関につき1預金者あたり元本1,000万円までとその利息の預金債権が預金保険法...
相関係数の最新記事に統合しました。お手数ですが下記をご参照ください。
相関係数の最新記事に統合しました。お手数ですが下記をご参照ください。