早期退職後の資産運用計画に対するリバランスの途中経過(2018年06月)
経緯 2018年春の早期退職を機に、それまで計画性があまりなく野放図に買っていた株式(およびその流通経路に乗っているリートや債券などのETF)について見直しをおこないました。 話が長くてもいいなら「資産運用計画01.資金配分を考える...
2018年に早期リタイア(FIRE)。日本株+Jリート+米国株の配当金で質素に生活。資産クラス分散+高配当バリュー株+長期保有+リバランスの基本重視。
早期退職をした2018年に資産運用計画を立てた際の記事です。
経緯 2018年春の早期退職を機に、それまで計画性があまりなく野放図に買っていた株式(およびその流通経路に乗っているリートや債券などのETF)について見直しをおこないました。 話が長くてもいいなら「資産運用計画01.資金配分を考える...
早期退職を機に資産運用計画を策定しようと考えたところから始まります。 資金配分を考える 最初に、手持ち資金を「生活資金」と「投資資金」に別けました。 生活資金は、もしも百歳ぐらいまで長生きできた場合でもギリギリ生活できるだけの金額...
今まで述べてきたように、投資資金のうち6,000ポイントでリスク資産を購入する計画を策定しましたが、実は、会社員時代から株式をやっていたので既にリスク資産を抱えています。 忙しさにかまけて、リスク資産の絶対額も十分に把握せず、資産配分...
アセットクラス毎の「期待リターン」「リスク(σ)」およびそれぞれの間の「相関係数」を自分で好きに決めたので、山崎元さんのサイトと「kazuの金融ブログ」さんのサイトを参考にして、ポートフォリオで合成される「期待リターン」と「リスク(σ)...
資産配分を決めると「リスク」と「リターン」が決まる、というお話をしました。 先ほどのmyindex.jpさんのツールを使った例だと、「国内株式25%・先進国株式25%・国内債券25%・先進国債券25%」というポートフォリオは、リスク9...
効率的フロンティア 「国内株式25%・先進国株式25%・国内債券25%・先進国債券25%」のポートフォリオをmyindex.jpさんのツールで、縦軸にリターン、横軸にリスクをとってマッピングすると下図のようになります。 ここには、日...
リスクとリターン 投資の世界では、「リスク」と「リターン」は必ずセットで語られます。 よく耳にする「ハイリスク・ハイリターン」とか「ローリスク・ローリターン」とかの「リスク」と「リターン」ですね。 「どのアセットクラスに何%」とい...
アセットクラス 前回、私の投資資金10,000ポイントのうち、現金4,000ポイントを引いた残りの6,000ポイントを投資に回すことに決定しました。 このとき、何をどれぐらい買えばいいのでしょうか。 ここで基本となる用語が「アセッ...
少し話を戻してみます。 私の場合、手持ち資金から生活資金を引いた残りが10,000ポイントありました。 ※あえて金額は書きません。実際の金額はみなさんのご想像にお任せします。 この投資資金10,000ポイントの何割でリスク資産を購...
経験則 上述したように、PERとリスクプレミアムから判断すると今の株価は割安で、その逆に、CAPEレシオとバフェット指数から判断すると今の株価は割高だと思われます。 意見が割れましたね。 では、私はどう考えるか。 まず、前提を申...
●バフェット指標 バフェット指数とは、その国の株式市場の時価総額(上場企業の時価総額を合計したときの金額)をその国のGDP(国内で新しく生産された商品やサービスの付加価値の総計)で割った値です。有名な投資家であるウォーレン・バフェット...
先に見たように、PERおよびリスクプレミアムから判断すると、どちらも日経平均の株価は安いということになりました。 これらから、単純に「日経平均の株価は安い」と結論付けていいのでしょうか。 気をつけたいのは、リスクプレミアムの計算式の...
リスクプレミアム リスクプレミアムについては、ご存知のみなさんも多いと思います。 詳しい説明は別の機会に譲るとして、私なりに超ざっくりと解説すると、「株価は株式市場の需給バランスで決まる。世の中には株式を買うというリスクを敬遠する人...
PER 株価水準の判断指標として広く知られているのが、"Price Earnings Ratio"の略で「PER」と呼ばれる指標です(米国流に呼べば「PEレシオ」となります)。 直訳すると「株価と利益の割合」のことで、「その企業の株...
株価水準 投資資金の中で現金比率をどれぐらいにするかは、もちろん個人差はありますが、その時の株価水準によって現金比率を決めるのが合理的ではないでしょうか。 つまり、「今」の株価が割安なら現金は投資資金の20%ぐらいにして株を積極的に...
現金比率 投資資金のうちで現金などが占める割合を現金比率と言うことがあります。 現金比率 = 現金 ÷ 投資資金 たとえば、投資資金が1,000万円あって、そのうち800万円で株式を購入し、残り200万円が現金だとすれば、現金...
資金配分 さて、早期退職(アーリーリタイア)してみて実感することは、今後は、現役時代とは異なって給与所得が安定的に得られないという事実です。 もちろん、退職前に何度も自問自答して出した早期退職ですが、やはり一抹の不安は残ります。 ...