1年以上の継続保有をしているプレナス(9945)から2,500円相当の買物優待券をいただきました。
ありがとうございます。
近所に「ほっともっと」や「やよい軒」があるので重宝しています。しゃぶしゃぶの「MKレストラン」でも利用できるようです。
持ち帰り弁当の「ほっともっと」は国内最多の店舗数なのですが、以前は「ほっかほっか亭」が持ち帰り弁当の代名詞でしたよね。そういえば、「ほっかほっか亭」に関する訴訟記事を経済誌で何度か読んだことを思い出したので、これを機会に軽く調べてみました。
ほっかほっか亭
結論からいうと、現状、プレナスが「ほっともっと」という商標で店舗を展開していて、ハークスレイ(7561)が「ほっかほっか亭」という商標を使用しています。
では、プレナスは「ほっかほっか亭」とは無縁かというと、そうでもありません。2008年に離脱して「ほっともっと」ブランドに切り替えるまでは「ほっかほっか亭」でした。
もともと「ほっかほっか亭」を始めたのは、プレナスでもハークスレイでもなく、株式会社ほっかほっか亭総本部(以下「総本部」)でした。総本部をフランチャイジー(家元とか胴元みたいなものですね)として全国を東日本・関西・九州の3地域に分けてフランチャイズ経営をしており、東日本は株式会社ほっかほっか亭、関西はハークスレイ、そして九州はプレナスがそれぞれフランチャイザーとなって実際の店舗展開を進めていました。
ところが、1999年にプレナスが株式会社ほっかほっか亭の株式をダイエーから取得し、九州地方に加えて東日本でも「ほっかほっか亭」の店舗運営をすることになります。同時に総本部の大株主にもなるのですが、2006年にライバルのハークスレイが対抗措置として総本部の株式の過半数を創業者から取得して総本部の経営権を握り、この辺りからプレナスとハークスレイの争いが経済誌を賑わせることになったようです。
プレナスはこのまま保持
プレナスの本日の終値が1,884円で、配当金が年間60円、株主優待が100株で年間2,500円で計算すると、利回りは4.51%。いいですね。
安定した黒字基調で、配当性向はかなり高いものの安定して60円を期待でき、自己資本比率が72%と優れているため、このままホールドします。
ハークスレイも保持
自分でも忘れていましたが、ハークスレイの株式も保有していました(笑)。100株しか持っていないので株主優待のクオカード(最低でも300株が必要)はもらえていません。
ハークスレイの本日の終値が1,081円で、配当金が年間35円、株主優待が500株で年間1,000円で計算すると、利回りは3.42%。株主優待を考慮しないと3.24%です。
安定した黒字基調であり、配当性向は直近だと44%と少し高いものの、自己資本比率は55%です。さすがに300株や500株までは買い増すことは難しいですが、100株ならこのままホールドしてもいいかなと。
ちなみに、持ち帰り弁当のトップ3は、ほっともっと、本家かまどや、ほっかほっか亭の順番のようです(本家かまどやは非上場)。