日本取引所グループ(8697)から株主優待(クオカード)

日本取引所グループ(8697)から3,000円分のクオカードをいただきました。通常は100株の保有で1,000円分なのですが、1年以上で2,000円分、2年以上で3,000円分、3年以上で4,000円分となります。なお、移行措置として2017年09月の時点で100株を保有していれば3,000円分がもらえるようです。

ありがとうございます。

日本取引所グループは、2013年に東京証券取引所と大阪証券取引所が合併してできた持株会社ですね。

上場している企業の時価総額でいうと、1位のNYSE(ニューヨーク証券取引所)が約20兆米ドル、2位のNASDAQ(ナスダック)が約7兆米ドル、そして3位が日本取引所の約5兆米ドルとなり、以下、上海証券取引所(約4兆米ドル)、ユーロネクスト(約3.5兆米ドル)、ロンドン証券取引所グループ(約3.5兆米ドル)と続きます。

ただし、証券所単位で見ると第3位ですが、国(地域)別で見ると、1位は米国、2位は中国、3位は欧州、そして日本は4位に後退します。まぁ、仕方のないところでしょうか。

本日の終値が2,126円で、配当金が年間54円。株主優待は100株で3,000円として、利回りは3.95%になります。いいですね。

安定した黒字基調ですが、配当性向が6割程度と高めなのはいいとして、自己資本比率はわずか0.7%しかありません。普通の企業だと「ほんと大丈夫?」って疑うレベルなのですが、どうやら、事業の特殊性によって負債が膨らんで見えるようです。

当社グループの資産及び負債には、株式会社日本証券クリアリング機構が清算機関として引き受けた「清算引受資産・負債」及び清算参加者から担保として預託を受けた「清算参加者預託金」が両建てで計上されております。
(株式会社日本取引所グループ『2017年度 決算の概要』)

とりあえずは大丈夫そうですね。

実は、証券会社などの株式には利回りの高い銘柄が多いのですが、私は基本的に購入しないようにしています。というのも、株式市場がクラッシュしたら大きな影響を受ける筆頭が証券会社だと思うので。単に株価が(市場動向に連れて)下がるだけではなく、業績悪化による株価下落と合わせてダブルで株価が下がるのではないかと。

そうは言っても、日本取引所は個々の証券会社と違って「胴元」なので安心感はありますよね。いい感じの利回りなので、このままホールドの予定です。