09.株価水準から現金比率を決める

少し話を戻してみます。

私の場合、手持ち資金から生活資金を引いた残りが10,000ポイントありました。

※あえて金額は書きません。実際の金額はみなさんのご想像にお任せします。

この投資資金10,000ポイントの何割でリスク資産を購入し、その際にどのような配分でどの資産クラスを買うかが問題だ、と申し上げました。

投資資金のうちで現金で保有しておく割合を「現金比率」と呼びました。

もちろん、個人によってこの現金比率の標準値は異なります。

しかし、同一人物であっても、株価水準によって相対的に現金比率を上下させることは合理的だと思います。

株価水準を加味して現時点での現金比率を決めてみた

…と書いたところで、そうはいっても、改めて自分の投資資金の現金比率を決めるのは難しいですね。

とりあえず、株価が適温ど真ん中なときを想定して、自分の現金比率を決めなければいけません。
いわば、自分なりの標準値ですね。

自分の性格は、石橋を叩いて渡るタイプなので、30%ぐらいにしておきましょうか。
要するに投資資金のうち現金が30%で株などのリスク資産が70%になる計算です。

これに、株価水準を加味することになります。

私の現時点での判断は「1勝2敗1分け」で株価水準は「やや割高」という感じでした。

なので、この「やや割高」の分だけ現金比率を引き上げキャッシュで保有しておく必要があります。

で、また問題に突き当たりました。

株価水準が「やや割高」の場合はどれだけ現金比率を引き上げるか、という問題です。

株などの資産は、時間の経過とともにその価値が増えると期待されるモノなので、なるべく大量にしかもなるべく長く保有するのが正解だと思います。

その観点からは、投資資金の全額を株などに突っ込むこと(現金比率0%)が正解なわけで、そもそも現金比率を論じる必要がありません。
現金を保有するということは、その分だけ、株などから得られるはずのリターンをもらえない、つまり機会損失が大きいということですから。

でも、株式市場がクラッシュしたときのことを考えれば、安い株価で買い漁るための軍資金は必要なわけで…。

話が堂々巡りになりましたね。

話を前に進めるために、ここでは、株価が「やや割高」のときは現金比率を10%引き上げる、ということにしておきます。

そうすると、現時点での私の現金比率は、

標準値30%+(株価が「やや割高」なことによる)割増10%=40%

ということになります。

投資資金は10,000ポイントですから、現金4,000ポイント、リスク資産6,000ポイントとなりますね。

続きます